トゲアシツヤハナバチ                                      Ceratina spinipes spinipes Shiokawa, 2008

[発生期]

春~秋。亜熱帯域では多化性。

 

[寄主・訪花植物]

発生期が長いため、広食性と思われる。

 

[生息環境]

九州本土では、1か所の海浜(礫海岸)のみから発見されている。

 

[営巣習性]

与那国島では、モンパノキの枯れ幹に営巣した例が報告されている。

基本的に単独性だが、複メス巣を形成することもある。自然環境下において、半社会性巣が1例報告されている。

 

[参考文献]

  1. Maeta Y. (2014) In-nest behaviors and artificially induced multifemale nests in Ceratina (Neoceratina) spinipes Shiokawa (Hymenoptera, Apidae, Xylocopinae). ホシザキグリーン財団研究報告, 17: 59-85.
  2. 村尾竜起 (2015) 福岡県北西部の海浜における有剣ハチ類の記録. つねきばち, (27): 33-50.