ヤマトツヤハナバチ                                           Ceratina japonica Cockerell, 1911

[発生期]

春~秋。年1化性。成虫で越冬する。

 

[寄主・訪花植物]

広食性のため、さまざまな花を利用する。

 

[生息環境]

山地。北部九州では、草原地帯でとくに多い印象がある。営巣場所は、半日は日陰となる林縁部。

 

[営巣習性]

髄質性植物の折れ口から穿坑して営巣する。主な巣材として、モミジイチゴ、クマイチゴ、ヤマブキが報告されている。

 

[その他]

北部九州では普通種。

 

[参考文献]

  1. 前田泰生・宮永龍一・郷原匡史 (1994) 同所性の2種ツヤハナバチ類における営巣場所の棲み分けと花資源の利用様式. 中国昆虫, (8): 1-12.