ミツクリヒゲナガハナバチ                                Tetraloniella mitsukurii (Cockerell, 1911)

[発生期]

夏~秋。単独性の年1化性(越冬態は前蛹)。

 

[寄主・訪花植物]

広食性であるが、ハギ類(ヤマハギなど)の花への選好性が強いという報告もある。

 

[生息環境]

平地~山地。オープンランドでよく見られる。裸地に営巣する。

 

[その他]

北部九州では普通種。本種の寄生者として、シロスジヤドリハナバチとキイロゲンセイが記録されている。

 

[参考文献]

  1. 岩田眞木郎 (2003) ミツクリヒゲナガハナバチとニッポンヒゲナガハナバチの刷毛の比較研究. Japanese Journal of Entomology (New Series), 6: 74-88.
  2. 郷右近勝夫・前田泰生 (2008) ミツクリヒゲナガハナバチの営巣生態. 中国昆虫, (22): 55-66.