ニッポンヒゲナガハナバチ                                 Eucera nipponensis (Perez, 1905)

[発生期]

春~初夏。

 

[寄主・訪花植物]

広食性のため、さまざまな花を利用するが、レンゲ、アブラナ、ナツグミ、シロツメクサ、エゴノキ等を好む傾向にある。

 

[生息環境]

平地~山地。オープンランドでよく見られる。

 

[営巣習性]

地中営巣性で、どのような環境においても草に覆われた場所であれば造巣する。

 

[その他]

北部九州では普通種。

 

[参考文献]

  1. 三田井克志 (2014) ニッポンヒゲナガハナバチ. 日本産ハナバチ図鑑 (多田内修・村尾竜起 編): 417. 文一総合出版, 東京.
  2. 宮本セツ(1961)Tetralonia属花蜂類の訪花性(日本産花蜂の生態学的研究XXII). 生態昆虫, 9(1): 1-8.