ババムカシハナバチ                                         Colletes babai Hirashima & Tadauchi, 1979

[発生期]

初夏~秋。おそらく年一化性。同じ地域であっても、営巣環境の違いなどにより、出現時期に大幅なずれが生じる例が報告されている。

 

[寄主・訪花植物]

広食性で、さまざまな花を利用する。 地域によっては、クリの花への選好性が強いという報告がある。

 

[生息環境]

海浜、平地~山地と幅広く生息するが、局所的。オープンランドで見られる。

 

[営巣習性]

地中に営巣する。ときに集団で営巣することが知られる。 

 

[その他]

北部九州では、比較的稀な種。 

 

[参考文献]

  1. 郷近右勝夫 (1982) ババミツバチモドキ(Colletes babai Hirashima et Tadauchi)の生態に関する研究 (1) 営巣習性と巣の構造. げんせい, (42): 19-32.