ツルガハキリバチ                                       Megachile tsurugensis Cockerell, 1924

[発生期]

 春～秋。年2化性で、越冬態は前蛹。

[寄主・訪花植物]

広食性のため、様々な花を訪れる。

[生息環境]

海浜～山地。

[営巣習性]

竹筒等の既存孔に好んで営巣する。稀にクモ類のトンネル等も利用することが知られている。

[参考文献]

1. 片山栄助 (1970) クモの巣に営巣されたMegachile tsurugensis Cockerellについて. 昆虫, 38(2): 162-167.
2. 前田泰生 (1979) バラハキリバチモドキの若干の生態的知見. (I) 営巣習性と巣の構造. 岩手蟲及會會報, 2: 9-13.
3. 前田泰生 (1980) バラハキリバチモドキの若干の生態的知見. (II) 生活史の概略と訪花性. 岩手蟲及會會報, 4: 13-15.
4. 宮本セツ (1961) 日本産花蜂の生態学的研究 XX. Megachile属花蜂の訪花性. 応動昆, 5: 92-97.
5. 長瀬博彦 (2014) ツルガハキリバチ. 日本産ハナバチ図鑑 (多田内修・村尾竜起 編): 330. 文一総合出版, 東京.